私の聴こえの事
まず私自身の聴こえの事です。
記憶の限りで小学生のころ位から、放課後の静かな教室や1対1などでの会話ならほとんど普通にできていましたが、3人以上の複数での会話は話がよく聞こえず、参加するのが億劫と感じていました。
聞きたい声は聞こえているのに、他の音に埋もれてしまい頭が理解してくれない、という感じです。
(ちなみに中高生のころは音楽CDなども何回聞いても歌詞が全然聞き取れませんでした。CDという所に時代を感じます。。)
社会人になってから、静かな環境だった為通常の業務では支障は特には無かったのですが、飲み会の席ではほとんど会話が聞こえず、前の席の人の話を聞くのも相当集中していないと聞こえませんでした。
聞き返す回数もあまり多くならないようにしていると結構疲れました。
転職して職場の環境が変わり、ずっとラジオや有線をかけている中での文章の作成は、なかなかまとまらず困りました。その環境での小さな会議などが始まると会話が頭に入ってこずメモも取りずらいので、自分の発言内容を考える余裕はほとんどありませんでした。
あまりにも集中できない為、そこでの業務中はコミュニケーションの支障にならない程度に、耳栓を使用したりしていました。
また聴こえとは関係ないですが、思っている事をそのまま言って貰えない人が多かった(私が年上だったのもあった為か)職場だったので、ここでの仕事はつらかったと思います。
息子の聴こえの事
息子のクラス参観の日。
息子のクラスは隣の赤ちゃんクラスの声、ピアノ、お歌が聞こえてくる環境でした。
先生がお話をしていても、ほとんどを違う方向を見ており、〇〇の後に〇〇だよ~という先生から子供たちへの指示も息子は聞いていなかったようで行動も遅れていました。(お友達や先生に教えてもらい、やっと行動する。)
先生との1対1の指示はよくとおり、話も出来ているようだったので、もしかしたら私の聴こえ方と近い状態なのではないか、と感じました。
しかしこれは言葉に表すとどのような主訴になるのか、子供も上手には話せないので聞こうにも難しく、とりあえず次回の療育相談で聞いてみようと思っています。