音の選別が苦手です
私の場合、職場でのあるあるだったんですが、とにかく働き始めてすぐから、ずっと電話が苦手でした。
特に初めての相手だと事前の情報とかもなくて、聞こえた音から変換する単語の候補も全然上がってこず、
何度も聞きなおしをしている間に相手を怒らせてしまった事も…。(ふざけてるのか!と言われた事も。)
対面しての場合
- 相手の事前情報がある事が多い。
- 視覚情報がある。(口元や場合により資料)
- うるさい場所では大事な話はしない(事が多い)
- メモを書いている間は察して待ってもらえる(事が多い)
- 聞き取れなかった時の確認がしやすい
多分に周囲のかたに気を使って頂いていて成立しているとは思います。
電話の場合
- 電話のノイズが多い
- 相手の事前情報が無い場合も多い。
- 視覚情報が無い
- 電話の音に集中したいけど、自分の周囲の音も耳が拾ってしまうため、音の選別にメモリをとても使う。
- メモを取っている間も相手はしゃべり続ける(重要事項の復唱時以外)
- 音の選別、単語の変換、メモ書きに頭のメモリを使い切っていて、話の内容への対応が遅れる。
しょっちゅう電話する取引先なら単語の候補が出てきやすいので比較的スムーズですが、
相手が個人のかたで、初めてで、特に出先からの電話だと結構詰みます。
受話音量を最大にして、ペンを持った手で右耳を塞ぎつつ、目をつぶって、
ほんのちょこっと残ったメモリを必死に使って話をしています。